量の目安:小型犬で1回のシャンプーに石けん8〜10g程度(1/8サイズ)にお湯100cc (中型犬16〜20g程度(1/4サイズ)大型犬20〜40g程度(1/2サイズ)毛量や汚れの具合によって量は変わります。お湯は石鹸の量に応じて増やしてください。) 石けんを溶かします。 前もって前日などに、なるべく細かく刻んだ石けんを瓶などに入れて規定量のお湯で溶かしておくと、当日すぐにシャンプーに取りかかれて便利です。 シャンプー当日に石けんを溶かす場合、細かく刻めば2時間ほどで溶けますが、お急ぎの場合はスプーンなどで薄く削り取り蓋付きのシェイカーにお湯と一緒に入れて振ると溶けやすいです。
使い方マニュアルmanual
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石鹸を泡立てる
石けんを細かく刻みあらかじめ少量のお湯に溶かしておき、泡立てて使います。 ※ 手作り石けんは合成成分である発泡剤 (泡立ちをよくする成分 が含まれないので、泡だてネ ット等のご使用をお薦めしています。 【準備するもの】 石けん 泡立てネット 洗面器やたらい、バケツなど
溶かした石けん液を洗面器などに入れ、手で泡立てネットやスポンジを使いくしゅくしゅ揉んで泡立てます。 見た目はそっくりですが、100均(110円)のものよりも無印良品の泡立てボール・大(150円)の方がよく泡立つのですぐにもこもこの泡がたっぷりできます。ご参考までに♪ (無印良品のまわしものではございません笑) この泡を体に乗せて よく なじませてからすすぎます。 この時、あまりゴシゴシ洗うと皮膚を痛めますので、優しく洗ってあげてください。
石鹸液を泡ディスペンサーに入れてハンドソープのようにぷしゅぷしゅ と 出しながら、使うこともできます。小型犬はこちらの方が洗いやすいかもし れません。 ※石けんシャンプー後3日間はふわふわの手触りです。皮脂が毛の末端まで行き渡る3日目以降は、本来の光沢が出てきます。
ポイント
- 市販のシャンプー剤より泡がすぐ消えてしまいます。
- 市販のシャンプー剤には、泡立ちや泡の持ちをよくする成分が多く配合されています。 ゆう工 房の手作り石けんはそのような合成成分を一切含んでいないため、市販のシャンプーに比べ泡立ち や泡の持ちが少なく 感じられるかもしれません。 しかし手作り石けんならではの天然の界面活性 効果でしっかりと汚れを落とすことができますのでご安心ください。
- リンスはしなくていいのですか?
- ゆう工房の手作り石けんには被毛と皮膚に自然なトリートメント効果をもたらすため、基本的 にリンスは必要ありません。 シャンプー直後はふわに。 シャンプーの 3日後からはツヤが戻ってきます。
- 皮膚や被毛の隅々まで濡らす
- 石けんは水に溶けてはじめて泡立ちます。水が少ないと泡が途切れてよく洗うことができません。ワンちゃんの被毛は水をはじいて濡れにくいので、シャンプー前に全身をしっかり濡らし、シャンプー中も時々被毛を濡らしながら洗ってください。 薄めた石けん液で全身を濡らしてから洗うとよく泡立ちます。
- 石けんをしっかりと泡立てること
- 泡は摩擦で被毛や皮膚がいたむのを防ぎ、汚れを絡め取って洗いやすくしてくれます。石けんをよく泡立て、適度に泡を足しながら指の腹を使ってやさしく洗ってあげましょう。
- 汚れに見合った量の石けんを使うこと
- 泡立ちにくかったりすぐに泡が消えてしまうときは、汚れに対する石けんの量が十分ではありません。石けんはたっぷり使い、洗う回数も汚れの程度や毛量にあわせて調節してください。しっかり泡立てた泡で洗うのが大切です。
- しっかり洗い流すこと
- 石けんは大量の水で薄まるとすぐに界面活性力を失います。泡切れがよく、皮膚や被毛に残留しないのはこの性質によるものです。とはいっても、やはりすすぎは全身しっかりと。すすぎ残しは雑菌を繁殖させ皮膚トラブルにつながります。洗い桶に溜めたお湯でのすすぎはせず、必ずシャワーのかけ流しですすいでください。(脇の下やお腹、お尻周り、足先などが洗い残りやすいため注意する。
泡ケアフォーム
【使用方法】
適量をプッシュし、使用したいところになじませ優しく拭いてください。 使用
後の水洗いの必要はありません。 (食器、ブラシの洗浄の場合は軽くすすいで
ください。)
【使用上の注意】
* 目や鼻に入らないようにご注意ください。
* 傷や炎症のある部位、粘膜にはご使用にならないでください。
* 異常を感じた場合は使用を中止し、獣医師にご相談ください。
* 乳幼児の手の届かないところに保管してください。
* 天然成分の製品で防腐剤や安定剤などを使用していないため、時間の経過や気
温の変化により、液が白濁、変色したり結晶化したものが浮遊、沈殿する場合が
あります。製品の効果や品質・安全性には問題ありませんが、沈殿した場合は
時々振り混ぜてください。
* 保管される場合は、高温多湿の場所を避けてなるべくお早めにお使い下さい。
夏場など気温が高い時は半量を冷蔵庫で保管するなど、常温保管分は、なるべく
早く使い切れる量をおすすめします。
* ブラシや食器を洗浄される場合、素材により変色する場合がありますので、事
前にご確認の上ご使用ください。
ホホバラベンダーオイル
【使用方法】
シャンプー後やポイント洗い後など、皮膚を清潔にした後、ドライヤーなどでよ
く乾かし、乾燥、フケや痒みなど気になるところに薄く塗ります。毛の中に直接
差し込んで使えるように、目薬型の容器に入っていますので、少量ずつ出して薄
く塗り拡げてあげてください。
1 日に何回使用してもOK です。お腹や肉球などにも使っていただけます。
【使用上の注意】
* お肌の弱い子は特に、使用される前に皮膚の大丈夫そうなところでパッチ
テストしてから使ってください。
* 傷のある部分には使用しないでください。
* 異常が現れた時には直ぐに使用を中止し、獣医師に相談して下さい。
【オイルの特徴】
●ホホバオイル
→犬の皮脂に非常に近く酸化しにくい。保湿、皮膚の保護作用。
●ラベンダーオイル
→鎮静作用、リラックス作用、抗炎症作用。(皮膚表面の軽い炎症、痒みを抑
える作用)刺激が強くなく軽度のアトピー性皮膚炎にも使えます。
ラッシングケアスプレー
【使用方法】
① 使用前によく振り、目に入らないように被毛から10 センチ程度離したと
ころから、被毛がしっとりするぐらいまでスプレーします。
② 毛並みに沿って、毛先からもつれをほぐしながら優しくブラッシングし、
次に毛並みに逆らって、ブラッシングすると、抜け毛がよく取れます。
③ 顔には、手のひらにスプレーを吹き付けてから塗布してください。
※力を入れてブラッシングすると皮膚を痛めますので、皮膚にブラシが当たる
か当たらないかくらい優しくブラッシングして下さい。
【使用上の注意】
* お肌の弱い子は特に、使用される前に皮膚の大丈夫そうなところでパッチ
テストしてから使ってください。
* 皮膚表面の軽い炎症を抑える効果はありますが、乾燥肌がひどい子には向
きません。
* 傷のある部分には使用しないでください。
* 異常が現れた時には直ぐに使用を中止し、獣医師に相談して下さい。
* 保管される場合は高温多湿の場所を避けてなるべくお早めにお使い下さい。
* 夏場など気温が高い時は冷蔵庫での保管をおすすめします。常温で1~3
週間を目安にお使い下さい。
【オイルの特徴】
●ハイブリッドオイル
→ひまわりオイル100%。天然の乳化剤(油と水を混ぜる)。天然のため乳化
力が弱め。そのため使うたびによく振ってください。
●ラベンダーオイル
→鎮静作用、リラックス作用、抗炎症作用。(皮膚表面の軽い炎症、痒みを
抑える作用)刺激が強くなく軽度のアトピー性皮膚炎にも使えます。
ブラッシングケアスプレーは、耳掃除にもお使 いいただけます。
ホームケアでは耳介(外耳手前の目に見えているひだ部分まで)を優しくふく
だけでも十分。
柔らかいコットンやガーゼなどに、ケアウォーターを染み込ませて、こすらな
いように優しく拭き取ります。この時、力を入れてゴシゴシしないように。
耳の皮膚はとてもデリケートで傷つきやすいので、やさしくそっと拭くように
しましょう。
【汚れている場合の耳掃除のやり方】
① ケアウォーターをコットンに含
ませ、愛犬の耳に入れ、耳の根元を飼い
主さんの指でつまんで何度か揉む。
② その後は汚れたコットンを取り
出す。(汚れが完全にきれいになるまで
何度もやりたくなりますが我慢!)その
時、少しケアウォーターが耳に入っても
大丈夫。
飼い主さんが手を放すと、愛犬がブルブ
ルと顔を振った際に余分な液体が排出さ
れるので心配いりません。ブルブルしない場合は、耳の奥に入っていないと
思われるので大丈夫ですが、気になる場合は、耳にフーっと息を吹きかける
とブルブルしてくれるはずです。
濡れているのが気になる場合、入り口付近を乾いたコットンで優しく拭く。
もともと、犬の耳にも人間と同じように、中のごみ(異物)を外に押し出す力が
あります。そして耳垢は弱酸性で、殺菌作用・皮膚の保護作用があるため、通常
は頻繁に耳掃除をする必要はありません。
外耳炎の予防には、綿棒は使わない事が大切です。
(こすることで耳の表面の皮膚が分厚くなってゴミを外に押し出す力が衰え
る。繰り返すと耳道が狭くなり、通気性が悪くなって菌が繁殖し、外耳炎を発
症しやすくなる)
特に何も症状が見られなければ、何もケアをしなくても大丈夫です。
けれども、日本のように多湿な気候の環境で暮らす犬の耳は、湿気で蒸れて雑
菌が繁殖しやすいため、お耳が汚れていれば月に1~2 回程度は耳掃除をして
おくほうがよいでしょう。健康な耳の子の場合なら、何もしないか、1 ヶ月に
1 回程度、正しいケア方法でケアしてあげるので十分です。
❌ 乾いたティッシュペーパー
❌ 人間用の赤ちゃんのお尻拭き
❌ アルコール入り除菌ウェットティッシュ
🔺 市販の耳掃除用シート
🔺 市販のイヤークリーナー
など代用したくなるかもしれませんが、皮膚への刺激が強いこと、成分の問題
から❌印のものは犬の耳への使用は控えて下さい。
🔺印→市販されている耳掃除用のシートや市販のイヤークリーナーもあります
がデリケートな耳の皮膚は、植物由来の天然成分を使用したもの、化学成分を
使っていないものがより安全です。